


ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。
京都府 宇治市の、石末 辻本石材店 四代目 辻本 登志海でございます。
前回記事の、節分四社詣・後編でございます。
さて、四代目は「昭和55年生まれ」、今年は「数え年で37才」になります。
あまり喜ばしいお話しではございませんが、
2016年(平成28年)は、「八方塞り」の一年。いよいよ厄年のスタートでございます。
旦椋神社「氏神様」※住まいより東の方角
そもそも、京の節分四社詣は「御所」を中心に、
「玄武」「白虎」「蒼龍」「朱雀」の方角を示す神社と、
「平安神宮」などをお参りすることが慣わしではございますが、
今年は「八方塞りの年」でございますので、宇治市の住まいを中心に、
私共に特に縁のある、四方の神社をお詣りさせていただきました。
九頭竜大社
旦椋神社に続いて、二社目は、北の方角「九頭竜」さん。
今年で開教60周年を迎えられます。
2012年の辰年に、たまたまご縁のあったタクシーの運転手さんから教えていただきまして、
以来、毎年、お詣りさせていただいております。
古い「お札・お守り」を納め、今年も改めて拝受致しました。
九頭竜大社 福豆
今年は、混雑する「福豆まき式」の時間帯を避けて伺いました。
こちらの福豆は、社務所にて拝受致しました。
城南宮
三社目、南の方角は「城南宮」さん。
こちらでは、嬉しい再会がございました。
城南宮 福豆
以前、当社の竣工祭や樹木の伐採の際などに、お世話になりました、
禰宜様と偶然にも社務所で再会することができました。
「福豆、かなり沢山残っておりますので、好きなだけお持ち帰りください。」
と、お心使いいただきましたが、人数分いただけるだけで充分でございますので、
3つ、ありがたく拝受致しました。
吉田神社
最後は、西の方角、吉田さん。
吉田さんは、学生時代よりゆきちゃんと2人で事あるごとに通っておりました。
大元宮お守りetc・・・
今年も、静かにお詣りさせていただきたかったので、
屋台が退散するのを待ち、日付が変わるころに伺いました。
人気も少なく、おかげさまで、厳かな気持ちで、お参りさせていただきました。
今から15年くらい前のこと・・・
学生時代、毎年お参りさせていただいていた「火炉祭・お炊きあげ」は、
とても厳かな雰囲気で、執り行われておりました。
それは、当時の参拝者の皆さんは、
一人ひとりが良識を持って臨んでいらっしゃったからだと思います。
皆様ご存知のとおり、「火炉祭での古札お焚きあげ」は中止されました。
吉田さんは、「八百万の神様」がお祭りされている、とても霊験あらたかな神社でございます。
お詣り後は、いつも不思議な力が宿るような感覚を受けます。
今後、参拝にこられる皆様、一人ひとりが、節度のある態度で臨んでいただければ、
「京の伝統行事・火炉祭」は、再び実現するような気が致します。
どうぞ、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

今日はこの辺りで・・・
御閲覧ありがとうございました。
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石末 辻本石材店 四代目代表 辻本登志海
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